プロフィール
HN:
たもつ
年齢:
57
性別:
男性
誕生日:
1967/06/05
自己紹介:
こっそりと詩を書く男の人
ブログ内検索
カテゴリー
月間アーカイブ
最新コメント
[09/10 GOKU]
[11/09 つねさん]
[09/20 sechanco]
[06/07 たもつ]
[06/07 宮尾節子]
最新トラックバック
カウンター
2007/04/05 (Thu)
短歌・川柳・俳句・一行詩
あんなに痩せっぽちだった友だちが今はひとりぼっちになってた
スリッパを並べると自分にもお客さんがあるみたいで嬉しい
ウォーリーを探せ、と言われてウォーリーしか探さないような子でした
あなたの美しいら抜き言葉が泣きそうな僕を慰めている
六年前に草で指を切った人が今日は紙で指を切った
殺し屋が電話で謝っている昨日より深い腰の角度で
決算書をめくる手を見る僕らの悲しみは繰り越されてしまう
スリッパを並べると自分にもお客さんがあるみたいで嬉しい
ウォーリーを探せ、と言われてウォーリーしか探さないような子でした
あなたの美しいら抜き言葉が泣きそうな僕を慰めている
六年前に草で指を切った人が今日は紙で指を切った
殺し屋が電話で謝っている昨日より深い腰の角度で
決算書をめくる手を見る僕らの悲しみは繰り越されてしまう
PR
2007/01/02 (Tue)
短歌・川柳・俳句・一行詩
帰ります、とメールをしてきた君が向こうから全力疾走で
君の重さを受け止める。お姫様抱っこ?もう少し痩せてからね
人ごみに紛れこむとどうして私だけがここにいないんだろう
走るのが苦手だから校庭より広いものは空しか知らない
雨が上がったら傘なんか捨ててさ、虹の鳴き声を聞きに行こう
あなたの笑顔を見ていたいだけだよ生きている本当の理由は
むかし、あるところにあなたと僕がいました。幸せでした、おしまい。
君の重さを受け止める。お姫様抱っこ?もう少し痩せてからね
人ごみに紛れこむとどうして私だけがここにいないんだろう
走るのが苦手だから校庭より広いものは空しか知らない
雨が上がったら傘なんか捨ててさ、虹の鳴き声を聞きに行こう
あなたの笑顔を見ていたいだけだよ生きている本当の理由は
むかし、あるところにあなたと僕がいました。幸せでした、おしまい。
2006/12/16 (Sat)
短歌・川柳・俳句・一行詩
水戸黄門の印籠がミトコンドリアになった、と昼のニュースで
これがミトコンドリアです、と書いた近く日直の僕の名がある
明日からあなたが使うベッドを夜中に一人で組み立てている
きみが時間ばかりを気にしている婚姻届を出しに行く朝
トランシーバーに呼びかけてる「マザー、マザー、わたしここで息してる」
ねえ、窓の外ミトコンドリアが降ってるよ、むかし見た雪みたいに
これがミトコンドリアです、と書いた近く日直の僕の名がある
明日からあなたが使うベッドを夜中に一人で組み立てている
きみが時間ばかりを気にしている婚姻届を出しに行く朝
トランシーバーに呼びかけてる「マザー、マザー、わたしここで息してる」
ねえ、窓の外ミトコンドリアが降ってるよ、むかし見た雪みたいに
2006/11/21 (Tue)
短歌・川柳・俳句・一行詩
立ってる君、座っている僕、違う遠さの水平線を見てる
洗濯物干しといて私ちょっと銀行強盗してくるから
ごめんなさい、なら何度でも言います。謝罪と反省はただなので
してやれなかったことをしてあげる、今度は僕があなたを産むから
赤とんぼ、と笑ってさした指先を今朝ぼくは包丁で切った
君といつか見た夕日は忘れない、たとえ君を忘れたとしても
洗濯物干しといて私ちょっと銀行強盗してくるから
ごめんなさい、なら何度でも言います。謝罪と反省はただなので
してやれなかったことをしてあげる、今度は僕があなたを産むから
赤とんぼ、と笑ってさした指先を今朝ぼくは包丁で切った
君といつか見た夕日は忘れない、たとえ君を忘れたとしても
2006/11/19 (Sun)
短歌・川柳・俳句・一行詩
さよならと書けずにsayonaraと書く僕らのポエムは今日も悲しい
鼻のにきびをさっきから気にしてるあなたは僕の大切な人
誰にも食べさせないよと子牛を抱きしめ泣いた従兄弟と二人で
ポストにお辞儀ができるようになった祖母にマフラーを買って帰る
空を描くといつもはみ出してしまう地図にソ連がまだあった日
ほら、海が見えてきたよ、君が生まれた街でいつか僕も死にたい
鼻のにきびをさっきから気にしてるあなたは僕の大切な人
誰にも食べさせないよと子牛を抱きしめ泣いた従兄弟と二人で
ポストにお辞儀ができるようになった祖母にマフラーを買って帰る
空を描くといつもはみ出してしまう地図にソ連がまだあった日
ほら、海が見えてきたよ、君が生まれた街でいつか僕も死にたい
2006/11/19 (Sun)
短歌・川柳・俳句・一行詩
どこにも行かないバスに乗りたい。君の拙いお弁当を持って。
雑草といっしょに雑草以外のものも抜いた真夏の裏庭
家に帰る途中、下水道工事をする父を見かけて手を振る
ノックの音に玄関を開けると私の知らない植物だった
走れなくなったバスを抱えて腕のあるバスはどこまでも走る
あと一センチ鼻が長かったら、と泣いた象に良く似た生き物
誰かの落としたビー玉が床で転がってる今日も最終バス
雑草といっしょに雑草以外のものも抜いた真夏の裏庭
家に帰る途中、下水道工事をする父を見かけて手を振る
ノックの音に玄関を開けると私の知らない植物だった
走れなくなったバスを抱えて腕のあるバスはどこまでも走る
あと一センチ鼻が長かったら、と泣いた象に良く似た生き物
誰かの落としたビー玉が床で転がってる今日も最終バス
2004/07/08 (Thu)
短歌・川柳・俳句・一行詩
馬鹿みたいに夕日を見ていた日々
いつまでも馬鹿のままでよかった
俺の涙をダイヤにしてみやがれ
できなければ二度と泣かすな
サヨナラだけがお前の人生なら
クタバレだけが俺の人生
表現の自由・信教の自由・居住移転の自由・全裸の自由
いつまでも馬鹿のままでよかった
俺の涙をダイヤにしてみやがれ
できなければ二度と泣かすな
サヨナラだけがお前の人生なら
クタバレだけが俺の人生
表現の自由・信教の自由・居住移転の自由・全裸の自由
2004/07/07 (Wed)
短歌・川柳・俳句・一行詩
○ヤカンのふちをなぞる君の手が好き
○ねえ、やめよう、もう終わりにしよう
○テーブルの上、溶けたチョコ、忘れ物
○朝、静かにキノコは胞子を蒔いて
○会議室できみと花占いをした
○永遠なんて、と言うきみが永遠
○ねえ、やめよう、もう終わりにしよう
○テーブルの上、溶けたチョコ、忘れ物
○朝、静かにキノコは胞子を蒔いて
○会議室できみと花占いをした
○永遠なんて、と言うきみが永遠
2004/07/05 (Mon)
短歌・川柳・俳句・一行詩
「ところで趣味は?」と
突然聞かれて出てきた言葉が
「さるのこしかけ」
その言い訳は百回聞いた
という小言を
八十二回聞いた
首筋に
包丁を突きつけられて終わった
俺の三度目の恋
突然聞かれて出てきた言葉が
「さるのこしかけ」
その言い訳は百回聞いた
という小言を
八十二回聞いた
首筋に
包丁を突きつけられて終わった
俺の三度目の恋