プロフィール
HN:
たもつ
年齢:
58
性別:
男性
誕生日:
1967/06/05
自己紹介:
こっそりと詩を書く男の人
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マコという名の女、短いスカートで
呼吸する、女
すっ、とん、
京都、清水の舞台から
飛び降りることもぜずに
さっきから側で
魚の浮き袋が肥大していく病気を
ただ静かに見ている
マコという名の女、「スペシャル」を
「スペソー」と発音する
けれど何がおまえのスペソーであるのか
俺は知らない
スペソーという方向を見ると
それは言葉を発しない
俺はありったけの猥雑な言葉をマコ
という名の女、に浴びせ
ありったけの淫らな格好をマコ
という名の女、にさせ
ているところを想像しこっそりと勃起し
ていないのは
俺が想像していないからだ
マコという名の女、おまえを想像することは
おまえを不可能にする
マコという名の女、特急列車
マコという名の女、週刊ゴングの表紙
マコマコマコマコマコと連呼すると
いったい何回目からコマになるというのか
後頭部に、パコッ、装着、マコ
その右に出るものはいないが
左にいつも置き忘れてしまう
マコ、おまえをマコという女というように
俺の名を呼んでくれ
俺を想像することは俺を不可能にする
俺は誰であるのか、マコ
「ヒラバヤシさん」
そうか
こんにちは、ヒラバヤシです
呼吸する、女
すっ、とん、
京都、清水の舞台から
飛び降りることもぜずに
さっきから側で
魚の浮き袋が肥大していく病気を
ただ静かに見ている
マコという名の女、「スペシャル」を
「スペソー」と発音する
けれど何がおまえのスペソーであるのか
俺は知らない
スペソーという方向を見ると
それは言葉を発しない
俺はありったけの猥雑な言葉をマコ
という名の女、に浴びせ
ありったけの淫らな格好をマコ
という名の女、にさせ
ているところを想像しこっそりと勃起し
ていないのは
俺が想像していないからだ
マコという名の女、おまえを想像することは
おまえを不可能にする
マコという名の女、特急列車
マコという名の女、週刊ゴングの表紙
マコマコマコマコマコと連呼すると
いったい何回目からコマになるというのか
後頭部に、パコッ、装着、マコ
その右に出るものはいないが
左にいつも置き忘れてしまう
マコ、おまえをマコという女というように
俺の名を呼んでくれ
俺を想像することは俺を不可能にする
俺は誰であるのか、マコ
「ヒラバヤシさん」
そうか
こんにちは、ヒラバヤシです
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俺、おまえ、鋼、はがっ
ね、おまえが、かかかかか
かかかたい、硬いはがっ
ね、俺が鋼
お願いです
どうかお願いします
回転寿司屋臨海丸
のカウンターに俺とおまえは、こしっ
かけ、はがっ
ね、鋼鉄のトロ
鋼鉄のホタテ、鋼鉄のイクラ
にギャリギャリギャリギャリ、かじっ
りつき、かかかかか
硬い、おまえが、俺が
長生きはするもんじゃないねえ
とつぶやく幼稚園児の
後頭部にかみつき、はがっ
ね、くそっ、この後頭部め
この鋼野郎め
どうか改めてお願いします
ストーブ、すっ
とび、俺たちのストーブは鋼
ではない、プラスチッ
ク製だからきれいに溶けて
回転寿司屋臨海丸炎上
だから、だからもう一度お願いします
俺、おまえ、小さく丸まる本当は
俺たちコンニャク
かかかかかかたくねえ、ブヨブヨの
プラスチックにもなれやしねえ
鋼なんかじゃねえ
鋼なんかじゃねえ
と口ずさんで生きていることは、どうか
内密に!
ね、おまえが、かかかかか
かかかたい、硬いはがっ
ね、俺が鋼
お願いです
どうかお願いします
回転寿司屋臨海丸
のカウンターに俺とおまえは、こしっ
かけ、はがっ
ね、鋼鉄のトロ
鋼鉄のホタテ、鋼鉄のイクラ
にギャリギャリギャリギャリ、かじっ
りつき、かかかかか
硬い、おまえが、俺が
長生きはするもんじゃないねえ
とつぶやく幼稚園児の
後頭部にかみつき、はがっ
ね、くそっ、この後頭部め
この鋼野郎め
どうか改めてお願いします
ストーブ、すっ
とび、俺たちのストーブは鋼
ではない、プラスチッ
ク製だからきれいに溶けて
回転寿司屋臨海丸炎上
だから、だからもう一度お願いします
俺、おまえ、小さく丸まる本当は
俺たちコンニャク
かかかかかかたくねえ、ブヨブヨの
プラスチックにもなれやしねえ
鋼なんかじゃねえ
鋼なんかじゃねえ
と口ずさんで生きていることは、どうか
内密に!


ブリッジをする君が足元
そして腕のあたりから
徐々に橋になっていく
なぜ君はブリッジをしていたのか
なぜ本物の橋になる必要があるのか
僕らは何を間違えたのか
かつて優しい嘘で慰めの言葉を吐いた口も
すでに橋の一部となり
閉ざされてしまった
明日の今頃には
きっと完全な橋になっている
翌日僕は欄干にもたれかかり
何を思い出すべきか考えていた
「お母さん、この橋、泣いているみたいだよ」
と言って子供が母親の元へと走っていく
「この橋、泣いているみたいだよ」
僕にはわからなかった
そして腕のあたりから
徐々に橋になっていく
なぜ君はブリッジをしていたのか
なぜ本物の橋になる必要があるのか
僕らは何を間違えたのか
かつて優しい嘘で慰めの言葉を吐いた口も
すでに橋の一部となり
閉ざされてしまった
明日の今頃には
きっと完全な橋になっている
翌日僕は欄干にもたれかかり
何を思い出すべきか考えていた
「お母さん、この橋、泣いているみたいだよ」
と言って子供が母親の元へと走っていく
「この橋、泣いているみたいだよ」
僕にはわからなかった


校長は絶好調!俺は田舎侍、
辻斬りするの、ザウルス
すべからく太もも弾け、
今日は良き日であるの、ザウルス
あっぱれ、俺は因数を分解する、
分解し続ける、ズシン
が、因数は俺を分解してくれないの、
ザウルス、ズシン
セプテンバー、街を自在に歩く全長
10メートル前後の、
ザウルス、爪、鋭く、牙、光り、俺は田舎侍、
峰打ちするの、
ザウルス、ズシン、
ストリートには沢山の色があふれかえっていて
区別ができないの、俺はいなせな田舎侍、
女教師とランデブ
闊歩し、闊歩するの、ザウルス、
俺の背後で火炎放射
しないの、できないの、ザウルス、
悲しいまでに爬虫類、ハッチュー?
コージ、コージ、私の可愛いコージ
あなたの可愛いコージは校長になって
ザウルスの背中に乗っているぞ
卒業生一同の文集を編集中だぞ
コージ、コージ、俺も呼ぶぞコージ!
すべてのものに愛を、すべてのものに恵みを
俺の口から漏れてくる言葉は記号の羅列に
過ぎないの、ズシン
あなたは田原屋の二回でMade in Chinaの服を
買い物袋に入りきれない
ほど買って、すべての服に「コージ」と
名前をいれている最中
窓からそれを覗き込むの、ザウルス
あなたがコージを可愛いと思うのと同じように
コージはあなたを可愛いとは思ってくれてない
そんなこと、あなたは知っているの、ガオッー
ネームペンの匂いにラリったまま泣きつかれて
あなたは眠る、その枕元で
小さく丸まってるの、ザウルス
俺はハラキリ、また大切な人を失ってしまった
辻斬りするの、ザウルス
すべからく太もも弾け、
今日は良き日であるの、ザウルス
あっぱれ、俺は因数を分解する、
分解し続ける、ズシン
が、因数は俺を分解してくれないの、
ザウルス、ズシン
セプテンバー、街を自在に歩く全長
10メートル前後の、
ザウルス、爪、鋭く、牙、光り、俺は田舎侍、
峰打ちするの、
ザウルス、ズシン、
ストリートには沢山の色があふれかえっていて
区別ができないの、俺はいなせな田舎侍、
女教師とランデブ
闊歩し、闊歩するの、ザウルス、
俺の背後で火炎放射
しないの、できないの、ザウルス、
悲しいまでに爬虫類、ハッチュー?
コージ、コージ、私の可愛いコージ
あなたの可愛いコージは校長になって
ザウルスの背中に乗っているぞ
卒業生一同の文集を編集中だぞ
コージ、コージ、俺も呼ぶぞコージ!
すべてのものに愛を、すべてのものに恵みを
俺の口から漏れてくる言葉は記号の羅列に
過ぎないの、ズシン
あなたは田原屋の二回でMade in Chinaの服を
買い物袋に入りきれない
ほど買って、すべての服に「コージ」と
名前をいれている最中
窓からそれを覗き込むの、ザウルス
あなたがコージを可愛いと思うのと同じように
コージはあなたを可愛いとは思ってくれてない
そんなこと、あなたは知っているの、ガオッー
ネームペンの匂いにラリったまま泣きつかれて
あなたは眠る、その枕元で
小さく丸まってるの、ザウルス
俺はハラキリ、また大切な人を失ってしまった


バナナの十本に一本は
キリンでした
知りませんでした
その長い首を
その角を
その身体の中にある様々な器官を
たくさん食べました
たくさん噛みました
だから郊外の動物公園に行くと
キリンは僕を見て
いつも悲しそうな目をする
キリンでした
知りませんでした
その長い首を
その角を
その身体の中にある様々な器官を
たくさん食べました
たくさん噛みました
だから郊外の動物公園に行くと
キリンは僕を見て
いつも悲しそうな目をする


漂流していました
右側にある、と呼んでいたものは
すべて左側で発熱しています
僕らを幸せであると
誰も定義しないでください
ひとつひとつそろえていけば
平和な家庭が作れると思った日々を
幼さと笑わないでください
ポケットの中で
カタカタと音をたてている文字を
並びかえると
過不足無く僕らの名前になります
右側にある、と呼んでいたものは
すべて左側で発熱しています
僕らを幸せであると
誰も定義しないでください
ひとつひとつそろえていけば
平和な家庭が作れると思った日々を
幼さと笑わないでください
ポケットの中で
カタカタと音をたてている文字を
並びかえると
過不足無く僕らの名前になります


メスシリンダーはすべて
叩き割って構いません
まちは季節によってその色を変えるのに
案内図の中には
風一つ吹かないのですから
傘は売れましたか
そのことが一番気がかりです
という嘘はいつも僕に優しさを与えてくれる
悲しみ
と大きな声で十回言ってみてください
一回くらいは
自分の母親を犯している気持ちになります
叩き割って構いません
まちは季節によってその色を変えるのに
案内図の中には
風一つ吹かないのですから
傘は売れましたか
そのことが一番気がかりです
という嘘はいつも僕に優しさを与えてくれる
悲しみ
と大きな声で十回言ってみてください
一回くらいは
自分の母親を犯している気持ちになります


昇り専用のキャバレーでした
あまり感情を表に出さない女性に導かれ
私はどこまでも昇り続けました
彼女のうなじには
一匹のハエがとまっていました
その羽の見事な曲線から
昔よく下った坂道までは
それほど遠くはなかったはずですが
気がつくと
いつも私は引きずられていました
あまり感情を表に出さない女性に導かれ
私はどこまでも昇り続けました
彼女のうなじには
一匹のハエがとまっていました
その羽の見事な曲線から
昔よく下った坂道までは
それほど遠くはなかったはずですが
気がつくと
いつも私は引きずられていました