プロフィール
HN:
たもつ
年齢:
57
性別:
男性
誕生日:
1967/06/05
自己紹介:
こっそりと詩を書く男の人
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錦糸町駅で停車した総武線快速に
一匹のナナホシテントウが迷い込んだ
光に向かって飛ぼうとするが
むなしく窓ガラスにぶつかるだけだ
外に出してあげようにも
列車は地下に入ってしまって
テントウムシが生きていける環境ではない
結局ピルケースに入れて東京駅でいっしょに乗り換え
上野公園に放すことにした
公園には木や草がたくさんあったが
彼の主食であるアブラムシはいるのだろうか
せめて伴侶を見つけ
その小さなDNAの一片でも残すことができたらいい
いずれにせよそんなことを考えている間
僕は善人でいることができた
その後、東京国立博物館の特別展で
エジプトやメソポタミアやギリシアの
たくさんの神々を見た
テントウムシ
人間が作り出した神々
この二つの事柄を関係付け何かを語ることは容易い
しかしそのことによって生み出された意味が
何の意味も無いことを僕は知っている
これはゴールデンウィークのとある日のエッセイだ
そしてこのように書き記さなければ
数日後には忘れてしまう記憶だ
一匹のナナホシテントウが迷い込んだ
光に向かって飛ぼうとするが
むなしく窓ガラスにぶつかるだけだ
外に出してあげようにも
列車は地下に入ってしまって
テントウムシが生きていける環境ではない
結局ピルケースに入れて東京駅でいっしょに乗り換え
上野公園に放すことにした
公園には木や草がたくさんあったが
彼の主食であるアブラムシはいるのだろうか
せめて伴侶を見つけ
その小さなDNAの一片でも残すことができたらいい
いずれにせよそんなことを考えている間
僕は善人でいることができた
その後、東京国立博物館の特別展で
エジプトやメソポタミアやギリシアの
たくさんの神々を見た
テントウムシ
人間が作り出した神々
この二つの事柄を関係付け何かを語ることは容易い
しかしそのことによって生み出された意味が
何の意味も無いことを僕は知っている
これはゴールデンウィークのとある日のエッセイだ
そしてこのように書き記さなければ
数日後には忘れてしまう記憶だ
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