プロフィール
HN:
たもつ
年齢:
57
性別:
男性
誕生日:
1967/06/05
自己紹介:
こっそりと詩を書く男の人
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朝、自転車に侵入された
ちょうど起きようとしているところだった
カロロと卑猥なペダルの音を耳元でさせ
とても恥ずかしかったが
俺は初春のように勃ち
自転車は器用に車輪をたたみ侵入してきたのだ
なんだかとても恥ずかしかったが
侵入されるのは侵入するのとは違った気持ち良さと
そしてやはり恥ずかしかったが
俺に何度も侵入された彼女の
このバカ、と言った理由もわかった気がした
昇天する瞬間、降車ボタンを押すと
ベッドは徐々にスピードを落とし
レストランの前に停まった
壁に有名人のサインや手形が
たくさんかけられたレストランだった
あの時と同じものを、と注文し
あの時と同じものなど何もないのに
俺の体から侵入された痕跡が一筋流れ出す
それは愛にも似ていたが
もうそんなものしか愛せなくなっていた
自転車はすっかり清々しい様子で
カロロ、坂道をくだっていく
ちょうど起きようとしているところだった
カロロと卑猥なペダルの音を耳元でさせ
とても恥ずかしかったが
俺は初春のように勃ち
自転車は器用に車輪をたたみ侵入してきたのだ
なんだかとても恥ずかしかったが
侵入されるのは侵入するのとは違った気持ち良さと
そしてやはり恥ずかしかったが
俺に何度も侵入された彼女の
このバカ、と言った理由もわかった気がした
昇天する瞬間、降車ボタンを押すと
ベッドは徐々にスピードを落とし
レストランの前に停まった
壁に有名人のサインや手形が
たくさんかけられたレストランだった
あの時と同じものを、と注文し
あの時と同じものなど何もないのに
俺の体から侵入された痕跡が一筋流れ出す
それは愛にも似ていたが
もうそんなものしか愛せなくなっていた
自転車はすっかり清々しい様子で
カロロ、坂道をくだっていく
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