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こっそりと詩を書く男の人
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たもつ
年齢:
56
性別:
男性
誕生日:
1967/06/05
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こっそりと詩を書く男の人
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2010/05/08 (Sat)


朝、食卓の上に
動物園があった
雨が降っていた
動物たちは雨に濡れて
毛が硬そうに固まっていた
わたしは雨に濡れないように傘を差し
立ったままトーストを食べた
動物たちはわたしに無関心か
そうでなければ
無関心のように見えた
知り合いに電話をすると
向こうも雨が降っていたみたいで
用件を済ませるのに
思ったより時間がかかった
その分、たくさんの
言葉が必要だった
 
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動物
たもつさんの詩には動物がよく出てきますね。ぼくは今のところ「熊」と「牛」だけです。
どういった経緯からなのかあるいはメタファとして使いやすいんでしょうか。

残されたもののことを考えるときっと自殺なんてできませんね。

お元気そうで何より。
Jun URL 2010/05/17(Mon)20:55:50 編集
>Jun さん
こんにちは。動物が出てくるのは、恐らく、子どもの頃、イソップ童話に慣れ親しんだからかもしれません。
何かのメタファ、というより、寓話性というか。あるいは、詩への入口というか。
僕は熊は書いたことがないです。イメージがわかないんですね、きっと。
北海道の熊牧場の熊は可愛かったですが(笑)

Junさんもお元気そうで何よりです。
自分が死ぬことは恐くありませんが、他人が死ぬことは恐いし、自分が死んだ後、残された人のことを考えると恐いです。
たもつ 2010/05/17(Mon)23:07:56 編集
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