プロフィール
HN:
たもつ
年齢:
57
性別:
男性
誕生日:
1967/06/05
自己紹介:
こっそりと詩を書く男の人
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ホッチキスの針よ
俺の兵隊となれ
兵隊となり武器を持て
突撃
そして発射
せよレトロ光線
七十年代のビビビ
人間万事バンジージャンプ
ロープをつけずに
ジャンプした俺の恋人
ばっかみたい
が口癖だった
まつげが長くて
ばっかみたいな話が
好きな人だった
俺の兵隊となれ
兵隊となり武器を持て
突撃
そして発射
せよレトロ光線
七十年代のビビビ
人間万事バンジージャンプ
ロープをつけずに
ジャンプした俺の恋人
ばっかみたい
が口癖だった
まつげが長くて
ばっかみたいな話が
好きな人だった
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心臓は崖へとつながっている
推定二百メートル
くらいでしょうか
そこから下を覗きこむのも可ですが
寧ろ僕は
ヤッホー
の魅力にとりつかれいつまでも
ヤッホー
ヤッホー
と繰り返すのです
僕が僕の中で転落するとき
音がします
いつも決まって同じ音です
推定二百メートル
くらいでしょうか
そこから下を覗きこむのも可ですが
寧ろ僕は
ヤッホー
の魅力にとりつかれいつまでも
ヤッホー
ヤッホー
と繰り返すのです
僕が僕の中で転落するとき
音がします
いつも決まって同じ音です


僕の口から悲しみが語られると
その唇の端から
巨大な戦艦がゆっくりと進みだす
奏でよ!軍艦マーチ!
それは「エリーゼのために」だ!
数日後街は廃墟となり
道路のようなところに残された卵を
僕は一つ茹でて食べた
その唇の端から
巨大な戦艦がゆっくりと進みだす
奏でよ!軍艦マーチ!
それは「エリーゼのために」だ!
数日後街は廃墟となり
道路のようなところに残された卵を
僕は一つ茹でて食べた


通勤カバンの中身が
巨大なネコの昼寝だらけ
暴発、し、俺!走り!抜ける!
山形屋とトヨタの間の路地を
あらぬ方へよからぬ方へ
俺の影を位牌にしてくれ
俺の位牌をKIOSKで売ってくれ
ひとつたりとも残さず売ってくれ
「嫌です」
俺の悲しみなど知ったことか
と投げつけたのは
それはそれはカラフルな静物
巨大なネコの昼寝だらけ
暴発、し、俺!走り!抜ける!
山形屋とトヨタの間の路地を
あらぬ方へよからぬ方へ
俺の影を位牌にしてくれ
俺の位牌をKIOSKで売ってくれ
ひとつたりとも残さず売ってくれ
「嫌です」
俺の悲しみなど知ったことか
と投げつけたのは
それはそれはカラフルな静物


薄透明の液体の中で僕の体積が膨張する
と PMとAMは分解され
いつか見たことのある景色へと再生が始まる
沈殿していく毛髪という毛髪 関節という関節
は祭の夜のような雄叫びをあげるが
そのすべてを視線がかき消してしまう
言葉は時としていくつかの選択肢である
僕が ではない
液体が!
僕を直視している
と PMとAMは分解され
いつか見たことのある景色へと再生が始まる
沈殿していく毛髪という毛髪 関節という関節
は祭の夜のような雄叫びをあげるが
そのすべてを視線がかき消してしまう
言葉は時としていくつかの選択肢である
僕が ではない
液体が!
僕を直視している


見知らぬ少年が大きくなり
間違えていないか
何度か数えなおしてみる
口あとの残った譜面や
カロリーの低い清涼飲料水
忘れるたびに覚えていく
右手では保つことのできない
左手のものたち
定時を少し回り僕は
父の旧姓で手紙を書き始める
間違えていないか
何度か数えなおしてみる
口あとの残った譜面や
カロリーの低い清涼飲料水
忘れるたびに覚えていく
右手では保つことのできない
左手のものたち
定時を少し回り僕は
父の旧姓で手紙を書き始める


桝目をひとつひとつ埋めていく
あなたはまだ
自分が花びらであることに気づいていない
窓の外は想像を絶する想像に包まれ
僕はそれを夕焼けと呼ぶこともできる
かつて靴下をはかない男の子とがいた
もしかしたらあれは僕だったかもしれない
あなたがすべての桝目を埋め尽くすまで
もうしばらくここで
つまらない話をしていようと思う
あなたはまだ
自分が花びらであることに気づいていない
窓の外は想像を絶する想像に包まれ
僕はそれを夕焼けと呼ぶこともできる
かつて靴下をはかない男の子とがいた
もしかしたらあれは僕だったかもしれない
あなたがすべての桝目を埋め尽くすまで
もうしばらくここで
つまらない話をしていようと思う


この街にあるピアノの
ひとつひとつに
シールのようなものを貼っていく
たったそれだけのことで
君との近さや
遠さを
はかることができるのかもしれない
僕の心臓のすぐ側
台風の近づく雨の音を
君は聞いている
ひとつひとつに
シールのようなものを貼っていく
たったそれだけのことで
君との近さや
遠さを
はかることができるのかもしれない
僕の心臓のすぐ側
台風の近づく雨の音を
君は聞いている


きらびやかな服を着て
きらびやかな街に出て
たまごの美味しいお店で
美味しいたまごを食べ
たまごが美味しかったと
あなたに電話をした
何て答えたのか覚えてないけれど
あの日はあなたも
どこかのきらびやかな街で
ひとりだったと思う
きらびやかな街に出て
たまごの美味しいお店で
美味しいたまごを食べ
たまごが美味しかったと
あなたに電話をした
何て答えたのか覚えてないけれど
あの日はあなたも
どこかのきらびやかな街で
ひとりだったと思う